Mac World EXPO 1996.targz

Mac World EXPO 1996

1996-04-21

Macintosh ユーザーにとってはお馴染みのイベントである MacWorld EXPO/Tokyo が今年も幕張メッセで行われました。ここでは、わたしが EXPO で注目した製品・技術を紹介します。


Pippin@atmark の実機が登場。Internetへのアクセス体験も

バンダイ・ディジタル・エンタテイメントのブースでは、Pippinの実機が展示された。デモ中にハングアップすることはあったが、ほぼ製品版と同じと考えられる。そのうち5〜6台はインターネットに接続され、Franky Onlineやアットマークタウンなどを見ることができた。もちろんKyoto-inetのページも表示できた。

気になるポイントを Q&A 形式で挙げていこう

起動時のメッセージはどうなんねん
「Welcome to Pippin」になるようです。あまり評判の良くない「MacOS ニコニコマーク」はでません。ベースシステムは System7.5.2のようです。
コントローラのトラックボール使いにくいんちゃう
ノート型パソコンなどのトラックボールは使いにくいですが、アットマークのトラックボールは大変使いやすいです。親指でトラックボールを、人差し指でトラックボールの向こう側にあるマウスボタンを操作します。ひょっとすると、マウスより使いやすいかもしれません。あのコントローラだけを買ってMacで使うといいかも。
文字入力がめんどくさそう
別売キーボードがあるそうですが、実際に使えるものは展示してませんでした。URL の打ち込みは、画面に表示させたキーボードのボタンをクリックいきます。Kyoto-inet の URL はちょっとめんどくさかった。いちおう「http://」「www.」「or.jp/」「co.jp/」などの頻出語はワンクリックで入力できます。
「このPippinについて...」(?!)のダイアログは
残念ながらFinderが入っていないので「このPippinについて...」などのダイアログはありませんでした。そうそう、メニューバー左端はやっぱり「アップル」メニューでした。「ピピン」メニューとか「バンダイ」メニューを期待してたんだけどな。
テレビやったら字ぃ見にくいんとちゃう
Netscapeの標準フォントがOsaka-18程度に設定されていて、かなり大きな字で表示されました。このため見にくいことはありません。ただ、字が大きいのでレイアウトが崩れるページがあることでしょう。みなさんも、Osaka-12(の大きさ)が標準フォントと仮定したページをつくらないようにしましょう。

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Apple からカラープリンタ2機種発表

アップルから新型カラープリンタが2機種発表になった。StyleWriter1200 の後継機「ColorStyleWriter 1500」と、ColorStyleWriter2400 の後継機「ColorStyleWriter2500」です。印字サンプルが配布されていたのでもらってきました。かなりきれいです。お値段はやっぱりオープンプライス。なお、従来機種のユーザに対して新型のプリンタドライバが配布されています。アップルソフトウェアアップデートへ行ってみよう。

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パイオニアから PPCP マシンが参考出品

Macintosh の互換機を出しているパイオニアからは、参考出品ながら PowerPC プラットフォーム(PPCP)対応マシンが展示された。スペックは、PowerPC604/150MHz に DVD ディスクと 1.2GB ハードディスクを搭載する先進的なものである。タワー型のきょう体はかっこいいので、いますぐでも欲しいくらいだ。

もちろん、主力の MPC シリーズも多数展示されていた。パイオニアのサポートの良さは定評があるので Mac をはじめたい人にはお勧めだ。

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OpenDoc日本語版

3/1にアップルのサイトで公開された OpenDoc 日本語版は、エキスポでも展示されていた。とりあえず、アップルの OpenDoc サイト(リンク切れ) から入手して試してみよう。

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Lightning Draw GX日本語版

アップルの最新技術の一つである QuickDrawGX をフル活用できるソフト「Lightning Draw GX」の日本語版が展示されていた。今までにない多彩なグラフィック変形ができるため、楽しみなソフトである。日本語版はシステムソフトから販売される。

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Adobe PageMill日本語版

HTML を直接記述せずにホームページを制作できる「Adobe PageMill」の日本語版が展示された。ドラッグ&ドロップで画像を張り込んだりハイパーリンクを張ったりと、ホームページ制作がとても簡単になりそうだ。会場のショップでは英語版が売られていたが、これは日本語が使えないので購入を見送った。日本語版(リンク切れ)はまもなく発売される。

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SoftWindows3.0Jが3/22に発売

PowerMac で MS-DOS や MS-Windows のソフトを走らせることのできる「SoftWindows」の新バージョン(3.0)が展示されていた。なお、新バージョンはすでに発売されている。詳しくは、わたしの使用レポートをご覧下さい。

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FutureBasicII日本語版

Macintosh 用の BASIC 開発環境「FutureBASIC II」の日本語版が、6月末(7月?)にモモデラーズブランド(リンク切れ)から発売される。現在のところは英語版だけが入手できる。C/C++がなじめない人には FutureBASIC はお勧めだ。わたしも使ってます。当サイトでも FutureBASIC 関連の記事を書くかもしれません。

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Mathematica3.0が日本語版

コンピュータ上の数学システム「Mathematica」の新バージョン(3.0)が展示された。このバージョンから日本語化される。数式をそのままの形で表示できるなど、ライバルソフト(Mahtcadなど)を意識した作りになっている。登場は5月になりそうである。販売元はヒューリンクス。

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Symactec C++8.4

Macitosh 用の C/C++ 開発環境「SymantecC++」の最新アップデートである ver8.4J が展示された。米国での ver8.04 に対応したものである。このアップデートはすでに開始されている。わたしはすでに入手しました。まだお知らせが届いていないなら、販売元のシステムソフトへ問い合わせよう。

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NIFTY-Manager for Mac

大手商用ネットワーク「NIFTY-serve」への通信ソフト「NIFTY-Manager」の Macintosh 版が実演された。文字ベースではなく、グラフィカルなインターフェースを持った通信ソフトだ。実際に NIFTY につないで「語ろう」を表示させるなど濃い内容だった。FMACBG MES-6「マックで語ろう」は濃い書き込みが1日あたり300を超える凄い会議室です)

Windows 版のツールバーがそのまま使われているのが残念。Macintosh 向けにはおしゃれなアイコンにして欲しかったな。わたしは、どうせ「ComNifty + 魔法のナイフ + 茄子R」の3種の神器を使うから関係ないけど。

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Appleが先着5000人に配ったCDの中身とは

次のような内容が入っていた。

大体はアップルのWWWページに行けば入手できるものです。ただ、今までの Mac のカタログは貴重かも。「Macintosh Plus」のカタログはノルスタジーを誘います。「2MBのRAMを搭載、4MBまで増設可能」とか、「800KBディスクはアプリケーションなどに余裕の容量」とか。でも美しい形だなあ。SE/40 とか SE/601 とかあればいいのに。

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MagicCap によるサービスが3月から開始

ついに日本でも「MagicCap」による情報サービス「Paseo」が始まる。先着2000人に限定した試験的なサービスである。アクセスポイントが京都にはなく、日本語の電子メールは受け取れないのでわたしは見送りました。 NTT, SONYなど関連会社が寄り集まったブースでは、MagicCap の実演などが行われました。「MagicCap」のインターフェースは魅力的です。

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会場内は激安合戦

エキスポ名物にもなった特設ショップは今年も大盛況だった。ステップでは SIMM(16MB) が 34800円、ソフマップでは 28.8K モデムが 10000円、ハイパークラフトでは Zip ドライブが 22000円だった。いずれも数に限りがあるものだが。もちろん、これ以外にも激安商品が目白押しだ。うっかり「Marathon2」を買うたもんやから、ホームページ更新がなかなかできなくなったし...。

お店のブースだけでなく、自社製品を特別価格で直接販売するところもあった。パシフィックハイテック(リンク切れ)の「info-mac 7」とか、パスカル(リンク切れ)の「Pascal Write」とか。大穴としては、アディソン・ウェスレイのブースでプログラマー必携の「Inside Macintosh」シリーズが日本語版は2割引、英語版は3割引だった。おもわず「More Macintosh Toolbox 日本語版」「Inside Macintosh CD」「OpenDoc Programmer's Guide」を買ってしまいました。大学生協もここまで割り引きできまい。

来年エキスポに行ってMacを買おうかなと思っている人へ。Mac 本体の販売は、会場での予約受付という形を取り本体はあとから発送される。つまり、納期がはっきりしないのだ。2週間ぐらい待つ覚悟が出来るんだったら会場で買うのもいいだろう。去年買った PowerMac6100/66 は、2/27に注文して3/6に届いたから早かったが。

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EXPO 見学こぼれ話

エキスポといえば、抽選会です。各ブースではしょっちゅう抽選会が行われます。残念ながら、今回はすべて外してしまいました。「ピピン@アットマーク」はとくにねらっていたんですが、だめでしたねえ。悔しかったので「クラリス飴」を山ほどもらって帰りました。

エキスポといえば、チラシの山です。各ブースではしょっちゅうチラシが撒かれます。これを素手で持つのは苦労するので、手近のブースで配っている袋に入れます。他のブースでもっと大きい袋をもらったら、それに入れてしまいます。というわけで、会場内は一番大きい袋が幅を利かします。今年は経費削減なのか、去年のクラリスや関東電子みたいなばかでかい袋がなかった。まあ、普段あんな袋は使わないから仕方ないか。

今回のエキスポも、去年と同様に東京周遊券(学割11330円)を使いました(18切符が使えたらなあ)。往復とも「大垣夜行」の予定でしたが、行きしは時間の都合で「ドリーム号」にしました。帰りは予定通り「大垣夜行」の乗り納めをしました。この電車は東京から大垣まで夜行で走る普通電車でした。今回のJRダイヤ改正で「快速ムーンライトながら」となって生まれ変わってしまいましたが。

天下一品ラーメンが大好きなわたしは、千葉県の天下一品にも行こうとしました。電話帳で調べると、佐倉市に一軒あるらしい。電話で場所を聞くと「京成うすい駅から徒歩15分」という。さっそくJRと京成電車を乗り継いで、天下一品佐倉店にたどり着いた。
ところが店は閉まっている。おかしい、電話で場所を聞いたんだから定休日のはずがない。よく見ると、営業時間が「午前11時〜午後8時」となっているではないか。そう、店に着いたのは8時を30分も過ぎていたのだった。ここで言いたい、「8時で閉まる天一は、天一じゃないぞ」。北白川の総本店を見習え。

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