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SoftWindows 使用レポート

1996-04-06

1996-03-25 より13日使用

MS-Windows はだいっ嫌いだったんですが、どうしても動かしたいフリーウェアが MS-Windows 版しかないので、SoftWindows を使うことにしました。現バージョンの 3.0J は 1996-03-22 に発売されたばかりのできたてほやほやです。


SoftWindows の概要

SoftWindows というのは、PowerMac 上で IBM AT 互換機を仮想的に作り出してMS-DOSやWindows を走らせてしまうという驚異のソフトです。キーボード・マウス・プリンタ・モデムなどの外部装置はMacintosh のものがそのまま使えます。DOS/V 用のソフトを使いたいが IBM AT 互換機を買うほどでもない、という場合にはもってこいです。

SoftWindows はアプリケーションです。機能拡張やコントロールパネルは一切使いません。ほかのMacintosh アプリケーションと同時に走らせることができるので、Macintosh とIBM AT 互換機を併用するよりも柔軟な使い方ができるでしょう。FTP で MS-Windows 用ファイルを落とすとか、CodeWarrior で開発した MS-Windows 用ソフトがすぐデバッグできるとか。

SoftWindows を動かすには、メモリが最低 24MB〜32MB 必要です。他の Macintosh アプリと併用するなら 32〜64MB いるでしょう。ハードディスクは 100MB〜300MB ほど必要です。ディスプレイも 15〜17 インチ以上でないとつらいでしょう。とはいえ、IBM AT 互換機を買うことを思うと、場所を取らないし安いんだからいいでしょう。SoftWindows3.0J の実勢価格は 33000〜34000 円です (1996-03-25での日本橋価格)。

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SoftWindows3.0J のインストール

SoftWindows3.0J のインストールは標準的なインストーラを使うので、Macintosh ユーザなら誰でもできるでしょう。できれば、SoftWindows 用にパーティションを切るかハードディスクを用意して、そこへインストールしましょう。わたしは 280MB のパーティションを用意しました。

インストール時に、仮想マシンのハードディスク容量・メモリ容量・ディスプレイの大きさを決めます(あとで変更可能)。仮想マシンのハードディスクは、Macintosh から見ると1つのファイルになります。ハードディスク容量は200MBにしました。仮想マシンのメモリは8〜16MB欲しいので、SoftWindows のアプリケーションメモリは16〜25MBぐらい割り当てたいところです。今回、SoftWindows のアプリケーションメモリを25MB、仮想IBM AT 互換機のメモリを16MBとしました。仮想マシンのディスプレイは、800×600ドットとしました。

インストールが終わると、SoftWindows を起動するだけで MS-DOS が立ち上がります。仮想マシンのハードディスクには Windows3.1J が入っているので、DOSの状態で“win”とタイプしてリターンキーを叩けば Windows3.1J が起動します。

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SoftWindows の使用感

MS-Windows の使用感そのままに使える、というのがぴったりでしょう。ちゃんと、Macintosh のフロッピーやCD-ROMドライブがそのまま IBM AT 互換機のドライブとして使えます。なお、MS-Windows のガタガタ動くマウスではなく、Macintosh のスムーズに動くマウスが使えるのでうれしいところです。

スピードはまあまあです。ウィンドウ操作はスムーズにできますが、本格的なアプリケーションを動かすとつらいものがあるでしょう。MS-Excel とかだと遅すぎて使えないだろうな。動作の重い MS-Windows アプリを使うのはやめた方がいいかもしれません。わたしの使いたかったフリーウェアは動作が軽いのでストレスはありません。

次回までにベンチマークソフトを入手して、スピードを計測したいと思います。

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Windows95 のインストール

お店に山積みで売れ残っているWindows95 アップグレードパッケージを使えば、Windows95 にアップグレードできます。インストールウィザードのダイアログ責めを耐え抜けば、比較的簡単にアップグレードできました。このあと、SoftWindows のマニュアルにある説明にそって、Windows95 を SoftWindows 向けに最適化する必要があります。今回のインストールには2時間ほどかかりました。本物のIBM AT 互換機へのインストールよりちょっと時間がかかったかな。

Windows95 は Windows3.1 よりはるかに使いやすいですが、漢字 Talk7.5.1 に比べればまだまだです。なお、Windows95 のウィンドウ操作は少々もたつきます。もっと速いマシンが欲しい〜〜。

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