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Finder テクニック集

この記事は、1996 年当時、Macintosh の OS がまだ 7.5.x の時代のものです。その後、Mac OS は 8.x, 9.x と発展していきましたが、基本的には、ここの記事が適用できました。ところが、Mac OS X では Finder が一新されたので、Mac OS X が普及した現在においては、この記事はほとんど価値がありません。僭越ながら、こういう時代もあったという記録を兼ねて残しておきます。


Macintoshを使いこなすようになると、ファイルが増えてきてFinderのウィンドウが混雑してき ます。また、いちいちマウスで操作するのも面倒になってきます。そこで、Finderを使いやすくするためのテクニックを基本から応用までお教えします。これで、あなたもMacの中級者・上級者の仲間入りです。


基本編

書類フォルダとアプリフォルダを作る

書類は、書類専用のフォルダを作ってそこに保存するのが基本です。アプリケーションのあるフォルダに保存してはいけません。Macでは、書類を開けば自動的にアプリケーションが起動するので、書類とアプリケーションを同じフォルダに置く必要はありません。

書類フォルダは目的別に分けておきます。たとえば、レポート用・CG用・通信ログ用・年賀状用などと分けます。

アプリケーションの場合は、アプリフォルダを作ってそこへすべてのアプリケーションを収めます。アプリケーションの数が増えた場合は、ジャンル別にアプリケーションを分けてもかまいません。たとえば、通信用アプリだけを分離するのもいいでしょう。ただし、ワープロとグラフィックソフトを分けるのは得策ではありません。これらは連携させることが多いからです。

たとえば、こういう構成になります。

[書類フォルダとアプリフォルダのあるウィンドウ]

ここで、A'sフォルダ、A'sレポート、96年賀、HCstacks、Development、Graphics、 通信関連 はすべて書類用フォルダです。Applications、App_Network、AS/ResEdit はアプリフォルダです。「解凍専用」はダウンロードした圧縮ファイル用のフォルダです。このように、1つのウィンドウに12個のフォルダを置くときれいに収まります。

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ウィンドウをタイル状に並べる

Finderのウィンドウはタイル状に並べるのが基本です。ハードディスクのウィンドウは左上、そのウィンドウ内のフォルダを開いたウィンドウは左下、その次は右上、その次は右下。それ以上深い階層のフォルダは作らないようにします。

[ウィンドウをタイル状に並べた画面]

例をお見せしましょう。左上のウィンドウから、PowerHD350、 通信関連、myHTML、images の順になっています。


ウィンドウを1ピクセルでもずれないようにタイル状に並べるには、微妙なマウス操作が必要となります。そこで、壁谷武憲さんの「GlueWindow/S」という機能拡張を使えば、ウィンドウを移動するときに他のウィンドウにぴたっと張り付くようにできます。これならタイル状に並べるマウス操作も気になりません。「GlueWindow/S」は壁谷さんのウェブページから入手できます。

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アップルメニューの使いこなし

アップルメニューは、ちょっとした工夫でかなり便利になります。

ボリュームのエイリアス

使用しているボリュームのエイリアスをいれると、ボリューム内のすべてのファイルが見られるので便利になります。ただし、6段以上深い階層は見られません。ウィンドウをタイル状に並べる都合もあるので、フォルダの階層は最高で5段にとどめましょう。

表示順序の制御

「コントロールパネル」「セレクタ」の名前の前に半角スペースを入れるとアップルメニューの上の方に表示されます。

ランチャーのエイリアス

システムフォルダの「ランチャー項目」のエイリアスを作って、「Apps」と名前を変えてアップルメニューに追加します。こうすると、「ランチャー」にアプリケーションを登録するだけでアップルメニューからもアプリケーションを起動できます。

たとえば、こういう風になります。

[アップルメニューの例]

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上級編

キーボードでFinder操作

Finderはマウスを使用するようにできていますが、キーボーでも操作できます。場合によってはキーボードのほうが速くできる操作もあります。

上の階層のウィンドウを開く

commandキーを押しながら、ウィンドウのタイトルバーの中央付近でマウスボタンを押しっぱなしにすると、プルダウンメニューが開きます。そこで、開きたい階層までドラッグすればその階層のウィンドウが開きます。実は、この方法はマウスでFinder操作しているときに便利な方法なのです。

[タイトル部分でマウスをプレスした画面]

キーボードだけで一つ上の階層を開くには「command-上矢印」をタイプします。さらに、ファイル/フォルダを選択してから「command-下矢印」をタイプすればそのフォルダ/ファイルを開きます。

一覧表表示でたくさんのフォルダの中身を見る

一覧表表示でフォルダの中身を見たいときに三角マークをいちいちクリックするのがめんどくさいときに使えます。

まず「command-A」ですべてのフォルダを選択してから、「command-右矢印」をタイプすればフォルダの中身が見られます。また、「command-左矢印」でフォルダを閉じることができます。

[リスト表示のフォルダをいっぺんに開く]

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ミニ「ランチャー」を作る

「ランチャー」は使いやすいのですが、結構画面を食うのが問題です。そこで、画面上に置いてもじゃまにならない「ミニランチャー」を作りましょう。

まず、「ランチャー項目」フォルダを開き「小アイコン表示」にします。そして、ジャンル別に小アイコンを縦に並べます。そして、ウィンドウを画面の右端に持っていきます。ボリュームのアイコンが見えにくくなりますが、結構便利です。

[ランチャー項目フォルダ] →画面の右端へ移動→ [画面右端のミニランチャー]

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アップルメニューオプションを改造する

アップルメニューオプションは便利ですが、「最近使った・・・」フォルダはアップルメニューの下の方に表示されるので使いにくくなります。そこで、ResEditで改造して使いやすくしましょう。ResEditの使い方などは「ResEdit でカスタマイズ」をご覧下さい。

なお、この改造方法は漢字Talk7.5.1以降に対応します。漢字Talk7.5では、「C&Jp」リソースをダブルクリックすると16進数コードが表示されるので、触らない方が賢明です。

やり方

  1. 「アップルメニューオプション」のコピーを作る。Optionキーを押しながらデスクトップにドラッグすればいいでしょう。
  2. 「アップルメニューオプション」のコピーをResEditにドラッグ&ドロップして開く。
    [リソース一覧]
  3. 「C&Jp」リソースをダブルクリックして開く。
  4. ID=-4048のリソースをダブルクリックして開き、スクロールさせると「最近使った・・・」の名前が入ったフィールドがある。これを好きな文字に書き換える。「 最近使ったアプリ」「 最近使った書類」という風に先頭に半角スペースを入れるとメニューの上の方に表示されされて便利です。
    [リソースの編集画面]
  5. リソースを保存して閉じる。
  6. 編集前の原本をコントロールパネルフォルダから外し、今編集したコピーをコントロールパネルフォルダに入れて、再起動する。
  7. アップルメニューをプルダウンして「最近使った・・・」フォルダの名前がうまく書き替わっているか確認する。
    [編集したアップルメニュー]
  8. うまく行っていれば、編集前のコピーを捨ててもかまいません。

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